徒然草は「貧しい」とは衣食住と医療(薬)が十分に得られない状態であり、それが得られていれば「富んでいる」と書いています。そしてこれ以外を追求できるのを「贅沢」というらしいです。そしてつくづくと一年を暮らすだけでも、このうえなく長く安らかな人生だと言えると記しています。徒然草を読むと、それほど贅沢はできないものの、自分は富んで安らかな生活を送っているんだなと思います。その幸せを感じつつ、日々の生活での新しい発見について書いていきたいなと思います。


**ハンガリーデイリーニュース**

2022.06

2022.05

2021.06-07

July 11, 2022 子供の成長

半年間韓国に留学していた娘が帰国。留学生活は楽しかったこともあれば、つらいこともあっただろう。帰国便が早朝で始発でも間に合わないということで、空港内で一夜を明かしたようだが、それに「1人で空港には残せない」と一緒につきあってくれたオランダ人の友達がいたらしい。「一番の収穫は、100名以上のいろいろな国の人と知り合いになれたこと」という娘。すばらしいなと思う。

July 10, 2022 結局何もできていないのと同じ

卒業生より「日本語が使える仕事を紹介してほしい」との依頼メールが来た。日本のワーキングホリデービザ発給が開始されれば、紹介できるものもあるが、ハンガリー国内に関しては本当に紹介できるものが何もない。いろいろ考えているだけでは、何もできていないのと同じだという現実をつきつけられる。一体、自分は何ができるのか・・・。

July 9, 2022 場が与えられてホッとする

秋の全国教育学科に申し込んだのだが、審査の点数が低く発表は無理かなと思っていた。しかし、あとから「ポスターなら発表可能」との通知を得る。自分の研究があまりにも未熟なのはわかっている。質より量。何でもいいから発表する機会があったほうがいいとホッとする。

July 6, 2022 何を見たいのか

継承語教育の中で家族内言語政策を変えるきっかけとなったものは何なのか。それを調べる方法としてTEAがよいかなと思ったのだが、ちょっと迷いがある。教科教育でも「教師自身が変われば生徒も変わる」というのはよく言われることで、そこで教師自身が積極的に自分を変えてみるという取り組みがある。一方で、何気ない日常的な出来事で教師が気づくこともある。そういうエピソードを拾っていけばいいのかな

いい母になろうとしていた私が、がんばらないと決めた理由 (Conobie)

July 5, 2022 研究費

大学と学部で研究費申請の公募があった。大学の方は3つの学部の教員が集まるグループプロジェクトのみが対象だったのだが、学部の方は個人でも申請ができたので、物は試しと応募した。(研究と言えないが、教授法読本作成出版プロジェクトを考えた)。結果は採用だったのだが、予算が半分以下に削られてしまった。特に困っているのは最後の年の研究費が最終目的の冊子出版費よりもかなり低いということだ。冊子出版が目的なのに出版費が計上できないとなると、自費出版になってしまうのかもしれない。困った。

July 4, 2022 休息

暑さが止まらず、週末の疲れが出たのか全く仕事ができない。ごろんと横になって、二宮尊徳の1日の生活がどんなものだったのか・・という動画を見る。ごろんと横になっている自分が恥ずかしくなる。でも起きる気力はない・・・恥ずかしい・・これでほぼ1日が終わってしまった。夜、これはすぐに返事を書かないとまずいというメールが来てやっと、それだけ書けた。

July 3, 2022 能力試験

2019年12月以来の日本語能力試験。大学も大きく体制が変わり、会場も変わり、準備の仕方も変わり・・と頭を使うことが多く、当日も小さいトラブルがいくつか発生した。しかし、何とか終了。夜、帰宅して体重を測ったら、こんな体重だったのは25年ぐらい前?と思うほど減少していた。まあ、明日休めば体重はすぐに戻るだろう。これから事後処理が始まるが、これもうまくいくか心配だ。

July 1, 2022 ライフチャート

今日は、キャリア支援の専門家の話を聞く。議論の中でライフラインチャートについて出てきた。

Untitled

人生の浮き沈みを図式化するもののようだが、人には振り返りたくない過去があるのでライフラインチャートを描かせること自体に問題があるという話も聞いた。自分がやっているTEMも同じことではないか・・という気が少しする。人の考えやその裏にある経験を追いかけていくのは怖いなと感じる。